2021年11月15日、軽井沢中学校PTAは軽井沢町議会に後段の請願書を提出しました。12月13日(月)に開催される社会常任委員会にPTAの若松副会長、藤巻茂沢支部長、紹介議員として福本が参考人として出席して請願の趣旨を説明して参ります。ちなみに、福本も現役の軽井沢中学校PTAの一員です。

2021年11月15日

軽井沢中学校生の「通学用バス利便性向上」および「通学のための公共交通機関確保」を求める請願

請願者(住所)軽井沢町長倉2447-1
( 団体)軽井沢中学校PTA
代表者名 会長 今野 篤
紹介議員 福本 修

[ 請 願 の趣 旨 ]

借宿の一部、三ツ石、ならびに追分へとバスで下校する場合、部活に所属していない生徒の場合、週の4回は下校時刻が16 時10 分ですが、軽井沢病院を発車するのは17 時20 分と一時間程度の待ち時間です。部活動後の下校時刻は17 時15 分、17 時45 分、18 時15 分の3種類があり、下校に利用できるバスは17 時20 分、または18 時49 分に同病院を発車する便です。17 時15 分下校時には17 時20 分の便に乗り遅れることがしばしば発生しますが、その場合の待ち時間は1時間半程度になってしまいます。また17 時45 分下校時は1時間程度の待ち時間となります。このような状況は生徒に保障されてしかるべき勉強時間を奪い、著しい不便が生じています。

2022 年度、茂沢から軽井沢中学校には4人が通学する見込みですが、茂沢には公共交通がなく通学には自転車か保護者等による送迎が必須の状態が続いています。通学路は急勾配な坂道を避けることができず自転車通学が困難であることに加えて、路面凍結もある冬季は自転車では大変危険で保護者等が送迎をせざるを得ず、負担は小さくありません。

このような状況は交通政策基本法の基本理念として第二条で掲げられた「国民の自立した日常生活及び社会生活の確保」がなされていない状態であります。よって「基本理念にのっとり、交通に関し社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」と交通政策基本法第九条(地方公共団体の責務)に記載された公共団体の責務の履行を求め、下記事項を請願いたします。

  1. 2022 年度町内循環バス西コースについて、下校に適した時刻表編成をすること。それがかなわない場合には、下校専用の車両を用意すること。
  2. 茂沢から通学するための公共交通手段を確保すること。

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