令和2年1月27日に軽井沢町議会全員協議会が開催され、軽井沢町振興公社職員による業務上横領事件について町側・軽井沢町振興公社からの説明を受けました。その後1時間余りに渡って事件発生の原因と公社が提出した再発防止策などについて質疑が交わされました。

最も大切なのは再発が防止されること。再発防止策としては自動発券機や予約システム(改ざん防止)、複数勤務体制の導入、現金の取り扱いを減らし、銀行振込を推奨などが発表されました。

率直に言って、原因の解明、再発防止策ともに甘いと言わざるを得ない状況。従来発行していた領収証は連番が振られておらず、領収証の控えを破棄されても気が付かない管理状況でした。自動発券機や予約システムの導入に必要な予算を質問しましたが把握していませんでした。本当に導入が必要かはともかく、導入を計画したのであれば、いくら掛かるのかを概算でも調べるのは当然で、それをしてないことに驚きました。

今後、他の職員に対する処分が議論されます。

本年7月に、今回の事件を受けて実施された再発防止策の説明機会がありますのでチェックして参りたいと存じます。