R4.12.23,軽井沢町議会では軽井沢高校にてタウンミーティングを開催しました。高校生の生の声を聞けて、とても有意義な時間でした。みんな、しっかりとした考えをもち、また真剣に取り組んでいたのが印象的でした。

タウンミーティングは全体を6グループに分けて実施。それぞれのテーブルに高校生が4人程度、議員二人が座ってひとつのグループ。グループごとにテーマを決めていて話し合います。高校生はどのテーマのグループになるかはくじ引きで決めたそうです。メインは40分行ったグループ内でのワークショップ。司会などの進行役は高校生が担いましたが、付箋紙をつかったワークショップの要領だけは最初にこの手のことに慣れた議員が案内しました。

我々のグループにおけるテーマは“コロナ禍における観光の在り方”。話の流れの中で「問題点を挙げるのは誰にでもできる、大切なのは、その問題点をどのように解決するのかということ」と話したところ、皆が私の目を見て聞いてくれていました。ワークショップでは、最初に課題を挙げて、次の課題解決のための方法を討議しました。

提起された課題と解決策

観光客によるゴミのポイ捨てが目立つ

→罰金を取る。そのためには、町議会に条例をつくってもらう。

店先に、その店の利用者ではない関係ない観光客の自転車がたくさん停められて迷惑

→たくさんの貸し借り地点を有するシェア自転車を普及させる。

コロナ対策を徹底する

→検温器をもっと普及させる。検温器は事業者負担だが、設置した事業者で使用可能なクーポンを町の予算で発行する。

高校までのバス便を増やして欲しい。一本乗り遅れると待ち時間が長過ぎる。また雨や雪の日は小中学生の利用も多くて乗れないことがある。

→バス事業者にお願いする

などなど。

みんな、しっかりとした考えをもち、また真剣に取り組んでいたのが印象的でした。

息子の軽井沢中学校時代の同級生・同窓生も同じグループに3人いて、子と同性代の考えを聞くことができたのも良かった。息子とは町づくりの話はしませんのでね、というか、高校生の息子が家で話すテーマとして関心をもたないので。

最後に、課題解決実現のために、請願という制度があることを紹介しました。

今回の課題は後ほどまとめて議会に届けてくれるとのこと、議会としてもしっかりと向き合って参ります。